この記事の要点

  • JR貨物の12フィートコンテナは、外寸が約3.72m×2.45m×2.50mの小さめのコンテナです。
  • 長い面に大きな扉があるタイプが多く、奥まで手が届きやすいのが特徴です。
  • 床面積は約9.1㎡。倉庫として据えて使う場合は、建築確認の扱いを置く前に役所へ確認します。

12フィートJRコンテナとは?

JR貨物の鉄道輸送で使われてきた、長さ12フィート(約3.7m)のコンテナです。海上輸送で使う20フィートや40フィートのコンテナより小さく、限られた敷地にも置きやすい大きさです。鉄道輸送を終えたコンテナが中古品として流通しており、倉庫や物置として使われています。

項目12フィート(JR型)20フィート(海上)
外寸の目安(長さ×幅×高さ)約3.72m×2.45m×2.50m約6.06m×2.44m×2.59m
床面積の目安約9.1㎡約14.8㎡
主な扉の位置長い面(側面)が多い短い面(妻面)の観音扉
向いている使い方道具・用品の保管、置き場所が小さいとき資材や機械をまとめて保管するとき

寸法は規格上の目安です。商品の種類や個体によって異なるため、候補の商品ごとに確認します。

扉の形で選ぶ

12フィートのJRコンテナは、扉の付き方にいくつかの種類があります。置き場所のどちら側から出し入れするかで選びます。

長い面の扉を両側とも開けたJR12フィートコンテナ
両側面開きのJRコンテナ。扉を開けると長い面がほぼ全部開きます。
両側面の扉を開けたJR12フィートコンテナを斜めから見た様子
反対側まで見通せるので、奥の物も取り出しやすい形です。
白い保冷タイプのJR12フィートコンテナ
保冷タイプのJRコンテナ。断熱材があるため、内寸は少し狭くなります。
両側面開き

長い面の両側に扉があるタイプ。どちらの側からも出し入れでき、奥の物まで取り出しやすい形です。

側面片側開き

長い面の片側だけに扉があるタイプ。塀や建物に沿わせて置き、反対側から使うときに向いています。

L字開き

長い面と短い面に扉があるタイプ。置き場所の動線に合わせて、二方向から使えます。

保冷タイプ

断熱材を備えたタイプ。冷凍・冷蔵の機器が付いているかは商品ごとに異なるため、保管する物に合わせて仕様をご確認ください。

置く前に確認したいこと

床面積が10㎡以内でも、空き地に1台目を置く場合や、防火地域・準防火地域では建築確認が必要になるなど、条件があります。詳しくはコンテナに建築確認は必要?をご覧ください。置き場所の写真の撮り方はコンテナを置けるか分かる3枚の写真にまとめています。

中古品を選ぶときの確認点

中古のJRコンテナは、使われてきた年数や環境で状態が一台ごとに違います。扉の開け閉めとパッキン、屋根のへこみやサビ、床の状態を確認しましょう。塗装し直した商品もあります。